ハドスン夫人のジンジャーケーキ【冷凍】
カットしていない、丸ごと1本のジンジャーケーキです。
イギリスのティータイムにとって生姜は欠かすことの出来ない食材です。
生姜が使われ始めた歴史は古く、簡単に手に入りやすくなるまでは、「食材」としての価値よりも「薬」とした一面で貴重なものとして扱われていました。
生姜の魅力はインドや中国から世界中に伝わり、現在ではいろいろな料理やお菓子に欠かせません。日本でも薬味として愛されています。
生姜に対するイメージはイギリスでも同様で、嗜好品の1つとして多くの人々に親しまれています。さらにイギリスは古い歴史を持つ国の1つですが生姜との歴史も非常に古い国です。
私たちの住んでいる日本で生姜は、薬味として使うことが多いと思います。煮物にスライスした生姜を加えたり、すりおろして刺身に添えたり、生姜焼きに使ったり、新生姜などは季節物として日本の四季を表現することのできる作物でもあります。
しかし、イギリスではこのような料理に直接加えるようなレシピはあまりありません。しかし、お菓子や飲み物として愛されてきた歴史があります。
ジンジャービア、ジンジャーブレッド、クリスマス・プディング
そしてジンジャーケーキです。
生姜は病気に効く滋養強壮効果のある食べ物として薬としての効能を期待されていました。
現在のようにスパイスとして使われるようになったのは、11世紀になってから。
当時はバターミルクの味付けとして加えられていたそうで、料理に使われるようになったのは、それから200年も経ってからのことだそうです。
その後、大航海時代にマルコポーロが生姜を東アジアから持ち帰ったことで、西欧に広がったとも言われています。生姜は東南アジアなど亜熱帯の国が原産です。
イギリスでの生姜のお話がいくつかあります。
14世紀にロンドンでペストが大流行し、市民の約3分の1が命を落としたと言われています。しかし!生姜をたくさん食べていた人は生き残っていた、という記録があるります。
このことを知った16世紀のイギリス国王ヘンリー8世は、ロンドン市長に命じて、ペスト対策として生姜を食べることを奨励したと言います。
このときに作られたのが、人形型をした「ジンジャー・ブレッド」と言われていますだと言われています。
このジンジャーケーキは小説やドラマで有名な「シャーロックホームズ」に登場するハドスン夫人の伝統的なレシピをアレンジして焼き上げました。
通常、バターが使われるのですが、ラードを使用しています。
産業革命以降になって、やっと植物油が使われるようになりました。それまでは食べるために飼っていた豚から取れるラードを使うことが一般的でした。ラードを使うとサクサクした食感とコクが増します。
生姜は、一度シロップとスパイスで煮込んだものをフードプロセッサーでみじん切りにしました。このことで口にしたときにダイレクトに生姜を感じることができます。
ジンジャーケーキは基本的には、常温状態が一番おいしく召し上がっていただけます。ですが日本は湿度も高いので、カビ防止のためにも、冷蔵保存がオススメで、お召し上がる前に常温に戻しておくのがおススメです。
解凍後は冷蔵庫で1週間保存可能です。
生姜は昔から風味付けとして様々な料理に用いられています。
辛味成分であるジンゲロール、ショウガオールは魚や肉の臭いを消し、特にジンゲロールには強い殺菌力があるとされています。
また、生姜には発汗作用や胃液の分泌をよくして消化吸収を促す働きがあるとも言われます。夏には食欲増進、冬には体を温めてくれる生姜は一年中料理の素材として活躍しています。
商品概要 | |
サイズ | 約17cm×7.5cm×5cm / 約500g |
賞味期限 |
解凍前 製造日より約3ヶ月(冷凍-18度以下) 解凍後 10℃以下にて1週間 *詳しくは表示ラベルをご確認ください |
原材料 |
生姜(国産)、薄力粉、砂糖、ブラウンシュガー、ラード、たまご、 / ベーキングパウダー |
食品成分 (100gあたり) |
エネルギー 406kcal、たんぱく質 4.6g、脂質 22.9g、炭水化物 51.6g、塩相当量 0.2g |
アレルゲン |
卵・小麦 |
※本製品は、あわび、いくら、オレンジ、カシューナッツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチンを使用した製品の製造しています。